『みらいのえんそく』 ジョン・ヘア 作/椎名かおる 文 (あすなろ書房) 2019
百年後の遠足は一体どんなものでしょう?
子供達は宇宙船に乗って、月へ行くのかもしれません。
文章は少ないながら、語彙や文法が難しい箇所がところどころあり、初中級レベルです。ただ、絵だけでもストーリーが充分分かるので、初中級の子だけでなく、ごく初級の子でも楽しめます。
皆で一緒に読むのもよいですし、また、他の子の指導などで手が離せない時に、早く課題が終わった子に、「ちょっとこれ、見ててねー」と渡すことも可能です。
子供にとって、未来への想像を大いに掻き立てられるお話です。
★出てくる主な文法
「見える」
「普通体+から~」(理由・原因)
「~ても」
「Vする‐あいだに~」
「V-て形+しまった」
「V‐ないと」
「~ちゃう」
意向形
「~たい」
「て形+みる」
「て形+くる」
「普通形+のに~」(逆説)
「V‐なさい」(動作強要)