子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えていた日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

しんせつなともだち

『しんせつなともだち』 方軼羣 作・村山知義 絵/君島久子 訳(福音館書店)1987 冬のある日、うさぎさんがカブを拾いました。うさぎさんはお友だちのろばさんに、カブをもっていってあげようと考えます。そこから始まる心優しい動物たちの、心温まる物語で…

ぼく なにを たべてたかわかる

『ぼく なにを たべてたかわかる?』 みやにしたつや 作・絵 (鈴木出版) ゴリラくんが何かを食べています。食べる音のオノマトペと食べ残しの絵がヒントです。 「疑問詞+普通形+か~」という文型を習う前でも、この絵本を見せて尋ねれば、何を問われている…

かえましてん

『かえましてん』 べかたろう 著 (KADOKAWA) 2023 リンク 表紙の果物はなんでしょう? もものようにも、りんごのようにもみえます。どっちでしょう? また、ケーキやウインナーも登場します。上から見ると、どう見えるでしょう? 切ってくっつけると、どう…

たべたいな

『たべたいな』 みやまつともみ 作 (福音館書店) 子供が好みそうなおやつが沢山登場します。とても美味しそうで、子供の興味を惹きつけます。 「とろーり」とか「ふわふわ」「真っ赤」等、初級には聞きなれない単語も多く出てきますが、概要の理解に支障は…