子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えている日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

学習2ヶ月目から

なりました

『なりました』 内田麟太郎 作/山口マオ 絵 (鈴木出版) 2004 カバが花の匂いを嗅いだ後、ゾウになったり、なめくじが家を造った後、カタツムリになったりします。 「あれあれ 〇〇になりました」のフレーズが繰り返されます。 「なります」「なりました」…

しましまかしてください

『しましまかしてください』 林なつこ 作・絵 (教育画劇) 2016 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(argume…

うしはどこでも「モ~!」

『うしはどこでも「モ~!」』 エレン・スラスキー・ワインスティーン 作/桂かい枝 訳 (鈴木出版) 2008 動物の鳴き声の表現の仕方は言語によって、ずいぶん違いますよね。日本でいちばん広く知られているのは、英語の犬の鳴き声「bow wow」や、鶏の「cock…

かげはどこ

『かげはどこ』 木坂涼 文/辻恵子 絵 (福音館書店) 2003 子供の詩のような素朴な文章です。 水の中に見える自分の影は「ゆらゆら」と揺れています。 階段を上るときのママの影は「かっくんかっくん」と曲がっています。 夕方になると僕の影は「びよーん」…