子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えていた日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

学習2週目から

どうぶついろいろかくれんぼ

『どうぶついろいろかくれんぼ』 いしかわこうじ 作・絵 (ポプラ社) 2006 リンク 黄色いページに、何やら動物らしき目鼻や口、爪があります。でも、動物の輪郭はわかりません。さて、なんの動物でしょう? 姿かたちのはっきりしない絵を見せ、何の動物か子…

アンパンマン はじめてのことばえほん にこにこ

『アンパンマン はじめてのことばえほん にこにこ』 やなせたかし 作/トムス・エンタテインメント 絵 (フレーベル館)2020 「おおきい・ちいさい」「あたらしい・ふるい」「すき・きらい」「うれしい・かなしい」など、基本の形容詞や形容動詞を子供に分か…

こぐまちゃんおはよう

『こぐまちゃんおはよう』 わかやまけん著 (こぐま社)1970 こぐまちゃんが朝起きて、寝るまでの1日の生活が描かれています。 日本語の授業で、「起きます」「ご飯を食べます」「学校に行きます」「帰ります」「寝ます」など、日々のルーティンを表す言葉を…

ぽたぽたとぷん

『ぽたぽたとぷん』 谷川俊太郎 作/今井弓子 絵 (さ・え・ら書房) 1979 オノマトペ、特に擬音語については、日本語を学習する子供の勘は目を瞠るものがあります。 「A君が、僕をバーンってした」 「(蛇が大きな動物を)食べて、お腹がバーンってなる」 …