『どこが ながいか わかる?』 みやにし たつや 作・絵 (金の星社) 2018

いろんな動物が、「ぼく○○。どこが ながいか わかる?」と、自分の体の部位のどこが長いか、読者に尋ねてくる絵本です。
「疑問詞+普通形‐か~」という、疑問文を組み込んだ文型を後々、授業で扱わないといけなかったので、先日、その下準備としてその児童に読んでやりました。
最初のページはキリンさんのお顔が現れます。
「どこが長い? どこが長いか分かる?」
と私がその子に問うと、その子は「首」という日本語が出てこず、自分の首を指しました。
「そうだね、首だね」
と頷いて次のページを開くと、「ぐいーーーーーーーーーーーーん」と長いキリンさんの首が見開きで現われました。
「おー。長いねー。長過ぎるねー」
と私が驚いて思わずつぶやいたところ、子供も真似して、その後に登場したゾウの鼻やネズミの尻尾にも、
「ながいー! ながすぎるー!」
と反応してくれました。
その後に登場したクラゲの脚も長かったのですが、私が
「これも長過ぎるねー」
と同意を促すと、その子は首を振りました。
「え、長過ぎない? こんなに長いの、海にいるの?」
「いるよ」
「そうなんだー」
と、未習の表現「~すぎる」も、しっかり理解してくれた様子で、思わぬ収穫でした。
「疑問詞+普通形‐か~」の文型の授業には、以前紹介した、同作者さんの『ぼく なにを たべてたかわかる?』もお勧めです。
★主に出てくる文型・ことば
(疑問詞)~か
オノマトペ