子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えている日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

しりとりのだいすきなおうさま

『しりとりのだいすきなおうさま』 中村翔子 作/はたこうしろう 絵 (鈴木出版) 2001

 

しりとりの だいすきな おうさま

 

日本語の授業の時間が半端に余ったときなど、ゲームをすることがあります。しりとりもその一つです。たかがしりとりですが、外国人の子供は大喜びして盛り上がります。

しりとりをした後、この本を読んであげたりするといいかもしれません。しりとりが大好きで、食事のメニューもしりとり順に並んでいないと気が済まない王様のお話です。

ゲラゲラ笑ったり、びっくりしたりする内容ではないので、読み聞かせの最中は反応はちょっと薄いかもしれませんが、ストーリーは分かりやすく、殊に実際にしりとりで遊んだ後は印象に残る本です。

後日、自分で本を引っ張り出してきて再読する子も少なくないです。