子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えていた日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

あかい ふうせん

『あかい ふうせん』 山田和明 作・絵 (出版ワークス) 2017 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments…

ぞうさん

『ぞうさん』 まど・みちお 詩/にしまきかやこ 絵 (こぐま社) 2016 ほっこり温かい絵柄のゾウさんに、童謡「ぞうさん」の歌詞が添えてある絵本です。 読み聞かせの際は、「ぞうさん」の歌を歌いながら、ページをめくってあげるのが一番でしょう。簡単な歌…

ともだちが きました

『ともだちが きました』 五味太郎 作 (文化出版局) 1984 一本の木があります。 そこへ、小鳥や蝶や風船がやって来ます。何しに来たのかな? 「〇〇が△△にきました」という表現が繰り返されるので、「見に行きます」「食べに来ます」など、「(目的)にい…

えを かく かく かく

『えを かく かく かく』 エリック・カール 作/アーサー・ビナード 訳 (偕成社) 2014 『はらぺこあおむし』で有名なエリック・カールさんの絵本です。『はらぺこあおむし』は初級の子に良い本ですが、こちらもお勧めです。 青い馬や、赤いワニ、緑のライ…

あっ、ひっかかった

『あっ、ひっかかった』 オリヴァー・ジェファーズ 作・絵/青山南 訳(徳間書店) 2014 木の枝に、凧が引っ掛かった男の子のお話です。さて、男の子はどうするでしょう……? 「ひっかかる」という動詞は、日本語学習を始めて4か月ほどの初級レベルではちょっ…