子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えていた日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

学習初日から

アンパンマン・プチポップ2 あいさつ

『アンパンマン・プチポップ2 あいさつ』 やなせたかし 原作/トムス・エンタテインメント 作画 (フレーベル館) 2010 日本語学習の初日から使えます。 飛び出す絵本です。おなじみのアンパンマンのキャラクターたちが、大きく飛び出して、「おはよう」や…

ひと目でわかる! 教室で使うみんなのことば

『ひと目でわかる! 教室で使うみんなのことば』(文研出版) 2017~2018 シリーズものです。 1.「あいさつやこまったとき」 2.「学校の一日」 3.「国語・社会・体育・音楽・図工」 4.「算数・理科・家庭科・道徳ほか」 5.「季節と学校の行事」 の…

うさぎはやっぱり

『うさぎはやっぱり』 五味太郎 作・絵 (クレヨンハウス) 2006 リンク うさぎのとぼけた顔が愛らしいです。 『かさ』を以前、紹介しましたが、こちらも同様に、色の名前を楽しく学べる本です。 学んだ言葉を一回聞いただけで全て覚えられる子はまずいない…

かぜビューン

『かぜビューン』 tupera tupera作・絵(Gakken)2018 リンク しかけ絵本です。 風が吹いて、手紙が飛んでいったり、髪型が変わったり、手にしていたソフトクリームを顔に被ったり…。 さて、次はどうなる? 子供の興味を引き付け、「風」という言葉や「ビュ…

かさ

『かさ』 松野正子 作/原田治 絵(福音館書店) 1992 日本語ゼロレベルの子に、初めて授業をする際は私はたいがい、ぬり絵をさせます。 子供が手にしたクレヨンや、子供がぬった色などを指しながら、色の名前を復唱させます。 ぬり絵を終えたら、(もしくは…