子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えている日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

かさ

『かさ』 松野正子 作/原田治 絵(福音館書店) 1992

 

かさ

 

日本語ゼロレベルの子に、初めて授業をする際は私はたいがい、ぬり絵をさせます。

子供が手にしたクレヨンや、子供がぬった色などを指しながら、色の名前を復唱させます。

ぬり絵を終えたら、(もしくは次の授業で、)この本を見せて「赤」「赤い傘」とか「黄色」「黄色い傘」などと、絵を指しながら復習します。

喜んで覚えてくれます。