子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えていた日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

学習8ヶ月から

ぼくとりなんだ

『ぼくとりなんだ』 和歌山静子 作・絵 (日本野鳥の会) 2012 リンク 雛鳥の「ぼく」が、巣でお父さんやお母さんに食べ物をもらいながら大きくなり、成長するまでのお話です。 「たまごで うまれたんだ」 「たまごをわって でてくるんだ」 「おおきくなるん…

地球をほる

『地球をほる』 川端誠 (BL出版) 2011 穴を掘って、地球の裏側へ行こう! と決めた男の子たちの冒険です。 地面の中にはいろんな物が埋まっています。ゴミや石や岩だけでなく、土偶や、恐竜の化石や……。 本を見せていると、「なにこれ」「なにこれ」と子供…

心ってどこにあるのでしょう?

『心ってどこにあるのでしょう?』 こんのひとみ 作/いもとようこ 絵 (金の星社) 2018 リンク 「心」は小学二年生で習う漢字と定められているので、日本の小学校に通っている以上、早めに覚えないといけない言葉です。 ただ、「花」とか「上」といった具…