子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えていた日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

学習1年から

どんなきもち?

『どんなきもち?』 ミース・ファン・ハウト 作/ほんま ひちろ 訳 (西村書店) 2015 魚たちがいろんな気持ちを伝えてくれます。「わくわく」してたり、「びくびく」してたり、「もじもじ」してたり。 日本語が第一言語でない子に読み聞かせる場合は、特に…

メリーさんのひつじ

『メリーさんのひつじ』 ウィル・モーゼス 作/こうのすゆきこ 訳 (福音館書店) 2014 童謡「メリーさんの羊」は、日本でも有名ですよね。ただ、この歌が実話であることは日本ではあまり知られていないかもしれません。 この絵本は、アメリカの片田舎で育っ…

ともだちはマーメイド

『ともだちはマーメイド』 ブライオニー・メイ・スミス 作・絵/ひびのさほ 訳 (岩崎書店) 2023 人間のモリーと、人魚のメルリンのお話です。 表紙でお分かりのように、ファンタジーです。人魚がでてきますし、起こる事柄も現実にはありえないのですが、非…