穴を掘って、地球の裏側へ行こう! と決めた男の子たちの冒険です。
地面の中にはいろんな物が埋まっています。ゴミや石や岩だけでなく、土偶や、恐竜の化石や……。
本を見せていると、「なにこれ」「なにこれ」と子供たちが聞いてきます。UFOのようなものや、宇宙人だか地底人だか、怪しげなものも出てきて、絵を見ているだけでも楽しいです。
ただ、お話の後半はアメリカが舞台となり、英語で読み聞かせねばなりません。
つまり、英語を解する児童向けです。そして、読み聞かせる側は、英語の発音に自信ある人向けです。
私は……あまり自信ないほうですが、勇気を出して、英語圏の児童に読んでみました。
読み終えて、
「大丈夫だった? 先生、下手だった?」
と聞いたところ、
「ううん」
と首を振ってくれましたが、どうでしょう。本音は分かりません。
内容は、
「面白かった」
と言ってくれたので良しとします。