子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えていた日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

うしはどこでも「モ~!」

『うしはどこでも「モ~!」』 エレン・スラスキー・ワインスティーン 作/桂かい枝 訳 (鈴木出版) 2008

 

 

動物の鳴き声の表現の仕方は言語によって、ずいぶん違いますよね。日本でいちばん広く知られているのは、英語の犬の鳴き声「bow wow」や、鶏の「cock-a-doodle-doo」でしょうか。

この絵本では、英語やスペイン語、フランス語、日本語でのいろんな動物の鳴き声を、「なあ、知ってる?」と大阪弁愉快に教えてくれます。

私も特に易しい日本語に直したりせず、そのまま大阪弁で読み聞かせています。

子供らはどこまで分かっているのか分かりませんが、最後まできゃっきゃと笑って聞いてくれます。

授業の箸休めに。