子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えている日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん

『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』 長谷川義史 著 (BL出版) 2000

 

 

読み上げるのは疲れますが、確実にウケます。

ただ、小学一年生あたりだと、少々反応が薄いです。

内容がまったく理解できないというわけではないのですが、幼すぎて、「ひいひいひいひいひい……おじいちゃん」などと延々と続く表現の異様さがあまり伝わりません。

ぽかーんとなったり、「猿?なんで?」となってしまう子も。

中学年・高学年のほうが、「Oh, My god…!」と感嘆して喜んでくれます。

そんな中学年・高学年のお兄さん、お姉さんと一緒に聞く場合であれば、低学年の子もつられて、きゃっきゃと笑ったりします。