子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えている日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

どうぶつのおかあさん

『どうぶつのおかあさん』 小森厚 文/薮内正幸 絵 (福音館書店) 1977

 

どうぶつのおかあさん

 

いろいろな動物のお母さんが登場して、子供を日頃どうやって移動させているか教えてくれる本です。

ライオンのお母さんが子供の頭をくわえて運ぶページで、

「えー」

と子供が声を上げたりします。

「痛くありません。大丈夫」

「なんで?」

「優しいです。優しくしています」

なんて私から説明を加えたりします。

動物によって移動のさせ方は様々なので、結構興味を持って見てくれます。