子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えていた日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

モーっていったの だあれ?

『モーっていったの だあれ?』 ハリエット・ツィーフェルト 文/シムズ・ターバック 絵/はるみこうへい 訳 (童話館出版) 1998

 

 

以前、『うしはどこでも「モ~!」』という本を紹介しましたが、こちらも動物の鳴き声が題材なので、ちょっと似ているかもしれません。

おんどりや豚や犬やロバなど、さまざまな動物が出てきて、それぞれの動物の鳴き声を日本語ではどのように表現するか学習できます。

なるべく本物に近づけた声音で鳴き声を読んでやると、子供が喜びます。

また、「あなたの国ではどう? 犬はどんな風に鳴く?」と尋ねると、子供もつられて楽し気に表現してくれ、会話も弾みます。