『ぼく・わたし』 高畠那生 (絵本館) 2003
ある男の子と、ある女の子の苦手なものと得意なものが交互に出てきます。
「苦手」「得意」などの語句を知らなくても、絵や文脈や、読み聞かせする際の読み手の表情などで、多くの子が推測可能です。
また、まだ学習期間が短い児童には語句が少し難しい箇所もありますが、読み手が簡単な表現に直すことが容易にできる文章ばかりです。
誰もが皆、苦手なことと得意なことがあるということ、自信をもって多くのことにチャレンジするとよいということに、子供が気付ける素敵な絵本です。