『おはしトレーニング』 (DAISO)
番外編、100円ショップグッズの紹介です。
お箸で食べ物をつまむ練習ができる、幼児用おもちゃです。ダイソーのおもちゃコーナーで見付かります。
お箸文化圏以外の国でも、最近は上手にお箸を使う人が増えてきましたが、小学生ぐらいの年齢だと、まだ使えない子も多いですね。日本の学校に転入してしばらくは、給食の際には持参のスプーンとフォークを使ったりします。
そういう子たちに、このおもちゃで遊んでもらいながら日本語学習をします。
「たまごやき」
などと、教師や他の子が指示することで、おはしトレーニングと同時に食べ物の名前を覚えられます。
子供が、箸から食べ物をぽろっと落としたりして、じれったそうな顔でもう一方の手も使ってお箸を操作したり食べ物を手掴みする様は、ほほえましいです。食べ物が裏返ったり、あらぬ方向へ飛んでいったりして、子供同士笑い合います。
日本語教育用教材じゃないので仕方ないですが、欲を言えば、もうちょっとメジャーで分かりやすい食べ物だとよかったですね。
星のポテトはあまりじゃがいもに見えないし、パンダかまぼこは、説明が面倒でつい「パンダ」と言ってしまいます。
まあ、子供は「可愛い」と喜んでくれますが……。