子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えている日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

ドアがあいて…

『ドアがあいて…』 エルンスト・ヤンドゥル 作/ノルマン・ユンゲ 絵/斉藤洋 訳(ほるぷ出版) 1999

 

 

暗い部屋で、五人のおもちゃたちが何かを待っています。みんなどこかしら怪我をしているようです。

うちの一人が、隣の明るい部屋へよろよろと入っていきます。四人になりました。待っている方はさみしいですが、しばらくすると、仲間が隣の部屋から軽い足取りで戻ってきます。

その後、また四人のうちの一人が、隣の明るい部屋に消え、すぐに元気になって戻って来て…。

さて、隣の部屋に入ると、どうしてみんな元気になって戻ってくるんでしょう?

 

「一人、二人、三人、四人……」など、人の数え方を教えた後に読み聞かせるのがお勧めです。