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緑の木の中に、目玉があります。
「だれかがいます」
誰の目玉?
ページをめくると、木から緑の鳥が飛び立ち、
「とりがいました」
と分かります。
今度は青い海の中に目玉があります。
「だれかがいます」
次のページで、海から魚が跳びはね、
「さかながいました」
と分かります。
「います」「あります」を授業で教えたときや、過去形を教えたときなどに、読んであげています。
ただ、「誰?」という疑問詞は通常、動物に向けては使いませんので、日本語初級の子供には、絵本の文章通り「だれかが…」と読むより、「何かがいます。何?」と変えて読んだほうが良いかと思います。