子どもの日本語教育におすすめの絵本を紹介するブログ

外国人散在地域で外国人児童に日本語を教えていた日本語教師です。私の備忘録も兼ねていますが、プロアマ問わず同じ活動をされている方と情報交換もできたらと思います。

だれのあしあと

『だれのあしあと』 accototo ふくだとしお+あきこ 作・絵 (大日本図書)2008

 

雪原を歩いているねずみさんが、足跡を見付けます。さて、誰の足跡でしょう?

次のページで答えが分かります。

いろんな動物の足跡が登場するので、「誰の?」と尋ねると、その度に子供が頭をひねって考えてくれます。あやふやな日本語の動物の名前を思い出すことで、記憶の強化にもつながります。

 

★出てくる主な文法

「(人)+の」(所属を示す助詞)

「(場所)+へ」(方向を示す助詞)