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ごくたまにですが、絵本ではなく漫画を子供に見せることもあります。
まあ、日本にはこういう漫画文化もあるから知っておいてよ、といった態度で紹介しますが、万一、興味を持ってくれたら、すすんで色んな漫画をたくさん読むようになって、言葉や漢字をより覚えられていいなあという目論見もあったりします。
「柳の木」は20ページの短編漫画です。前半は台詞がなく、絵からストーリーを読み取ります。
読み取りはさして難しくありませんが、低学年にはちょっと無理です。高学年向けです。
物語の最後に男性が二言、三言、話します。
ラストの一番最後の台詞を隠して、「ここに入る言葉はなんでしょう?」と訊くと、子供が頭をひねって考えてくれます。最初は、ラブストーリーかと誤解する子が多いですね。
そういうときは、
「違うよ、ほらよく見てー」
と冒頭のページから、一緒に読み解いていくと、
「あー!」
とじきに気付いてくれます。